ホテルも穴場かも
サンフランシスコに来るたびにいろいろなホテルを試してみている。こちらに来ると、少し眠ると目が覚めてしまう。そのため、結局会社のメールに対応を始めたり真夜中にも仕事をしてしまう。そうなると、ホテルの環境はとても大事。
今回は空港とオフィスの真ん中あたりのホテルをエクスペディアで見つけて予約する。周りに何も無い場所のせいか、ホテルは広々。おまけに新しく清潔。WiFiも途切れることも無く快適。
多少困るのが近くにレストランもコンビニも無いこと。ダウタウンまで5分程度の場所なので、雨降る夜道を車で食べ物を探しに行く。いろいろと探検すると良く迷うので、今回はカーナビも借りている。日本語で案内をしてくれるのが、とても便利。特に好みも無かったので、たまたま駐車スペースが空いていたベトナム料理店に入りフォーで夕食を済ませる。
成田が穴場かも
動きつつあるビジネスの案件があり、サンフランシスコに出張。同僚は前の晩に羽田からJALを利用してサンフランシスコに行ったものの、こちらは、とにかく料金の安さと座席を指定できる便利さで成田からデルタを利用した。
いつものとおりにネットで座席を予約。エコノミーの一番前の席が空いているので、広い空間があるシートだろうと考え予約。いつもは、エマージェンシーの出入口の横のシートなので、足を思う存分伸ばせるので、エコノミーでも快適。
今回もそれを期待したものの、予約した座席に行くと自分の前にもう一列エコノミーシートがある。そこには誰も座っていない。しばらくすると、後ろの席から移って来たりしている。こちらも全員搭乗が終わった頃を見計らい、真ん中の3列シートがすべて空いているので移っても良いかとたずねると、全く問題無さそう。あっさりと移動して、3列のシートを一人占めして約9時間のフライトを過ごす。
映画は個人モニターが無く壁に移す旧方式。おまけに映画はすでに観たソーシャルネットワーク。関心も無く、首が疲れるのでほとんど観ないで過ごす。以前も同様のことがあったので、今回はiTuneでオーディオブックを購入しておいた。また、芥川賞作品が掲載されているというので文藝春秋も空港の売店で購入。この2つで充分に楽しめた。特にオーディオブックは家でじっくり聞くことなどありえないので、こんな時間には最適。気がつけば話が飛び飛びで展開しているので、その間は寝ていたのだと気がつかせてくれる。
もちろんタワーレコードでCDも買い込んである。
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羽田発の同僚のJALは満員だったそう。食事、若いCA、娯楽をフライトに求めないのであれば、ますます成田発が穴場になりそうな予感。
最近のお気に入り
数年前、iPod Touchの発売と同時に買い、バグがあったり、日本語入力がたいへんだったりで、iPhoneにも対して期待せず、メールの待ち受け程度に利用していた。そのため、最近になって、実はこれは面白いと気がつき始めた。
たとえば、Facetime。
いわゆるテレビ電話だろうとタカをくくっていたが利用してみると、これはかなり便利。これまでの携帯のテレビ電話は(ビデオ電話)は3Gの目玉のように宣伝されたが、利用しているという話を聞いたことがない。携帯の電話代相当を課金されるのだから無理もない。
しかし、Facetimeは違う。データ通信の定額を利用。さらに良いのが、Macにアプリをダウンロードして利用できる。我が家は気がつけば、Macbook Airが2台とiMacという環境になっているので、それぞれにインストールして試してみる。
これまで海外出張時には、Skypeのビデオ通話を使って、四六時中、我が家の茶の間につなぎ、話すことは何もなくても、たとえば、犬のジジが寝ている姿などを観てなごんでいた。これからは、このFacetimeを利用するつもり。Macに呼び出し音がなるのもびっくり!
また、AppStoreのアプリも面白い。たとえば、SleepCycle。
ベッドの枕元においておくだけで、寝ている間の浅い眠り、深い眠りのサイクルを記録しておいてくれる。そして、朝の目覚まし時はそのサイクルで深い眠りを脱したタイミングと、事前に設定した起きたい時間とのタイミングをはかり目覚ましをならしてくれる。睡眠サイクルの記録を観るのも面白いが、平均睡眠時間の記録が更新されてゆくのも面白い。
いびきが気になるのであれば、こんなのもある。「あなたが寝てる間に」。
寝ている間のいびきや寝言に反応して、iPhoneが録音をしてくれる。なんだが、いろいろな音が録音されている。
ゴルフが好きなら、GPSが良さそう。今週の土曜日に試してみようかと思う。「ゴルフるず」。30日間無料のあとは考えもの。ちょっと料金は高い。
Apple以外では、auのセットトップボックスが使い易いので驚いた。これまた、テレビにつないで、ビデオやCSチャンネルで放送しているような番組を観るというセットトップボックスは、何度もレンタルしたことがある。CATVもつい最近まで加入していた。
ふと思いつき、申し込み、利用してみる。
500GBのHDDがついているためなのか、月額1300円のレンタル料は高いだろうと思うものの、あまりの操作性の良さで、テレビの操作がすべてこのセットトップボックスを経由することになってしまう。こうなると、簡単に解約できなくなってしまうのかも。
ソーシャルネットワーク
日曜日、いつもの六本木TOHOシネマズで先日封切りの「ソーシャルネットワーク」を観る。この手の映画は、レンタルDVDや飛行機のエンターティメント設備で観ても充分。そのため、6回観ると1回無料・・という六本木TOHOシネマズのポイントを利用して観ることにした。
娘がここでバイトをしており、最近サワークリーム味のポップコーンが加わり美味しくなったというので、それを買い座席へ。珍しく上映機器の故障があり多少上映が遅れる。
映画の内容はFacebookの創業者、開発者、それを取り巻く関係者のストーリー。ハーバードの学生が開発したのだが、その周りにいるハーバードの連中がエリート意識丸出し、俗世的。観ていて不愉快になるほど。開発者本人は変わり者すぎて、これまた気持ちが悪い。成功し始めて、周りに集まる人間達も、これを利用して金儲けをしようという目的で集まるため、腹黒さが丸見えになる。
これくらいダークサイドの登場人物が集まり、共感できない映画もたいしたもの。さわやかさのかけらすら無い。「おまえら、いい加減しろよ」という感じ。
気分をかえるために、久々に恵比寿でランチ。「Aloha Table」。ゼットンが「ハワイ」フレーバーに衣替え。ワインを含めたドリンク飲み放題も残る。ロコモコ、ガーリックシュリンプ、パンケーキを楽しむ。
ホールインワン2
昨年の12月に続き、本日、1月15日、阿見GCにて、またしてもホールインワン。2ヶ月で2回。約20年前のホールインワンと合わせると生涯3回目。前回はアゲインストの風のなか、綺麗な回転の球がピン1メートル前に落ち、素直にカップに吸い込まれた。
本日は、霜がおりて白いグリーン。フック目の球。ピンにガシャンとあたる音がする。球の行方を見失ったが、「入っているのでは?」という会話とともに、カップを覗くと本当に収まっている。
前回と同様、キャデイもおらず、ホールインワン保険にも入っておらず。同伴者はいつもの友達だけなので、とくに何もせず。
こうなるとチップインと気分は変わらない。ラウンド終了後には遠い昔の記憶のよう。Twitterやブログにでも書いておかないと忘れそう。
ホールインワン
先週23日、阿見の11番ホールでホールインワン。20年ぶり、2回目。ホールインワンに立ち会ったことも2回あり、計4回ホールインワンを観ている。この光景になれてしまい、あまり感激しなくなる。チップインでバーディーというのもうれしいので、度合いとしては同じくらい。
ホールインワンしたということよりも、いまの自分の実力での完璧なショットだったことの方が気持ちが良かった。アゲンストで130ヤード強。打った瞬間からピンにまっすぐ向うストレイトボール。グリーンの側でアゲンストの風の影響を受け始め、上方に球が伸びる。そしてそこからまっすぐに落ちてくる。おそらくピンの1メートル前くらい。
ここで「入るかッ」という声。自分で発したのか、友人が発したのか記憶は無い。その1メートルを1バウンドし転がり入る。
いつものとおりスコアもつけない練習ラウンド。ホールインワン保険は前回のホールインワンでモトがとれたので、とっくに止めてしまっている。おまけにセルフプレイ。どう考えても、何かご祝儀がもらえる状況ではない。
「なかったことにしよう」とスコアも付けず。同伴者の方には御礼を述べるが、特別なことはしないと伝える。しかし、翌日になり、同伴者の一人が初めてホールインワンを観たと言っていたことを思い出す。そうなると何もしないのも申し訳ないと思い、フロントに電話をかけ、次回来訪されたときにゴルフボールを贈って欲しいと頼んでおく。もちろん支払いはこちらが訪ねたときにする。
ここで、はしゃいで運を散財せず、もっと大きなことに使うために貯めておくことにする。
オープンソースとインディーズ
子供が「BECK」をTsutayaでまとめて借りてきた。最近は漫画など読むこともないが、BECKは映画になっていたので名前は知っていた。
- 作者: ハロルド作石
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/02/15
- メディア: コミック
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読み始めれば、いつものとおりはまる。あっという間に34巻全巻を読み終わる。映画も観にいきたいところだが、すでに上映はしていない。レンタルビデオを待つ。
BECKという名のインディーズのバンドが成功してゆくストーリー。インディーズのバンドを取り巻くさまざまな世界が描かれる。このインディーズバンドのビジネスモデルを面白いと思う。
彼らは基本的にはバイトをしながら生活している。楽器のコストは初期投資だが、ランニングコストとして練習スタジオのコストが必要となる。また、ライブを行うと機材を運んだりするバンを所有しているので、交通費や宿泊費などもコストとなる。このコスト負担はそれなりに重いようで、バイトをして賄っている。やがてライブの常連となると「物販」も行う。自主制作のCD、バンド名入りTシャツ、ステッカーなど。ライブ会場で販売する。
CDを作るのにもスタジオやレコーディングエンジニアのコストがかかる。CDが売れれば印税が入るのだが、インディーズのうちは広告費用、流通チャネルが限られている。そのため、数千枚という単位が普通。コストを回収できる水準まで売れれば成功なのだろう。やがて、大きなライブなどでファンから支持を集め、メジャーレーベルと契約することで初めて大きな儲けとなる。
オープンソースのビジネスモデルについてまとめてある。
http://businessnetwork.jp/Portals/0/SP/gemini/04_01.html
ここでは自分たちの視点から、そのビジネスモデルを観ている。
しかし、コミュニティにより開発される「本物の」オープンソースは、実はこのインディーズのビジネスモデルに似ているのではないかと思った。コミュニティで開発をする人たちは学生であったり、別に仕事を持ち、空いた時間を利用してプログラムを書く。片手間な開発者ばかりではなく、それを専門とするプロもいる。霞を食べている訳ではないので、コミュティを運営するコストも必要になる。うまく運営されているコミュニティは、スポンサーがいたり、ソフトウェアを利用して恩恵を得た人たちの寄付で運営されたりしている。また、もうひとつの収入源は、このインディーズと同じく物販。ロゴの入ったTシャツやマグカップなどをネットで販売する。
オープンソースとインディーズ。まったく関係ない事象のようだが、何かが共通している。