Appleエコシステムは海外旅行に最適

今回はAppleのおかげで1週間の海外出張を楽しんで過ごせた。

iPhoneMacbook Airを持参。Facetimeを利用して我が家のFacetimeとつないだままにしておく。このFacetimeを利用するためには、従来の電話のようなコミュニケーションの利用方法と発想を変える必要がある。それは、用事があるから電話をかけるのではなく、何も用事は無いけれども様子を観るということ。我が家の場合には、最初の数分は他愛の無いことを話すが、やがてこちらはメールを観たり、仕事の資料を作成し始めてしまう。Macbook Airの画面の片隅には我が家のリビングルームがずっと移されたまま。たまに用事があるとき話しかけると、息子が答えたりする。犬のジジには何度も話しかけるのだが、反応しないけれども。

そのため、ホテルの部屋で眠れずに1人寂しく仕事をしている・・・というような感覚が全くなくなる。自宅で作業をしているようなリラックスした気分で、長い夜を過ごすことができる。

もちろん、ぐっすりと眠れることができればそれに超したことは無いのだが、1週間程度の出張であればメラトニンなどを利用して時差ぼけを解消するまでのことは無い。日本に帰って一晩ぐっすり眠れば時差も無くなってしまう。
本日は土曜日であるが、いつものとおり朝4時30分に目が覚める。これで、普段と同じ生活に自然に戻ってしまうはずだ。

そして、Appleエコシステムで今回初めて利用したのが、iTune経由で購入できるオーディオブックとレンタルDVD。飛行機のなかで本を読んでいると目が疲れてくる、また映画が面白く無いとなると音楽を聞くしかなくなる。今回はそれをオーディオブックとしてみたところ、本を読む手間が省け、音を流しておくだけで良いので、それなりに便利。話がつまらないと眠くなってくるという効果もある。

おまけにiPhoneのスピーカーのサイズが手頃。ホテルのベットのなかであれば、iPhoneのスピーカーで朗読を聞いているとちょうど良い感じになる。

レンタルDVDも今回初めて借りてみる。品数が多い訳ではないので、自分が観たかったという、たとえば、gleeなどは発見できない。昔聞いたようなタイトルや知らないタイトルから選ばなければならないので迷うが、オーディオブックや音楽にも飽きたので、2つをレンタルしてみる。いずれも面白い作品だったので、移動前や移動中の隙間の時間を有効に使えた。

おそらく日常であれば、この手のサービスを利用することはまず無い。TsutayaでDVDはレンタルするし、Tower RecordでCDは購入するし、本もAmazonか書店で購入する。Appleのエコシステムは、こんな生活をデジタルでネットにしているのに過ぎない。そして、それぞれは昔からあるもので、決して珍しいものではない。

しかし、以前は利用しようと思わなかったサービスを、思わず利用するようになってしまう。それがAppleのエコシステムのすごいところ。こちらも、気がつけば、どんどんと取り込まれている。