最近の習慣

わが家の家族はそれぞれ風呂の時間が長い。それぞれ、おおよそ1時間は風呂にいる。

これは、マンションのユニットバスにしては風呂が大きくなったこともあるが、風呂のなかで、本や雑誌を読む習慣から始まった。最初は、CDで音楽を聴き、軽い本を読みながら、風呂桶につかっているだけだった。ある日、ワンセグ携帯のワンセグ機能をほとんど利用していないことに気がついた。そして、風呂に持ち込んでみると、きわめて具合が良い。それから、風呂でのワンセグが習慣になった。さらに、最近は、ノートブックPCも風呂に持ち込み始めた。こうすると一定の時間をネットに投資できる。

4人家族なので、風呂待ちに渋滞が起きそうなものだが、そこはうまくいっている。朝は早起きし風呂に入る。そのため、息子や娘の時間と重ならず、いらいらすることは無い。また、朝に風呂に入り、ワンセグを視て、ひととおりネットをし、新聞を読み、ストレッチをしていると、だんだんと家にいることが飽きてくる。そうすると、そろそろ出かけるかという気分になる。かなりの早起きなので、それから出社しても8時前には到着できる。

もちろん、早く帰って寝ないと身体がもたない。そのため、夜の打ち合わせは原則的に受けず、早く帰る仕事の仕方になる。また、週に何度かは友人と飲みに行くと決め、予定を入れれば、遅くまで仕事をしなくなる。さらに、夜は2次会まで行かずとも、1次会だけで、充分に満足した気になる。

この4、5年はそんな早起き習慣だった。ただ、なぜだか、この数ヶ月、早く目が醒めなくなった。そうすると、風呂にゆっくり入れなくなり、じっくりと時間が使えなくなる。その結果、会社に行くのが面倒になる。きっと、朝にワクワクして目が醒め、寝ていられないというような、自分への餌が必要らしい。それが、ワンセグの早朝テレビ番組でも良いし、ネットの面白サイトでも良いし、株価でもよいし、新聞・雑誌でも良い。

経済的に一番良いのは、面白い仕事で生産活動をおこなうことだ。それが適わないのであれば、せめて、娯楽を消費するだけではなく、ネットのなかでもよいので、何か生産や創造しておくことがよさそうだ。それが楽しみで目が醒める。ついでに、何か生産しておけば、最終的には経済や世の中の役にも立つかもしれないし。