次世代放送技術でブレスト

Mejiro2007-03-23


総務省で開催されている次世代放送技術に関する研究会。3月13日(火)に開催された第4回会合の資料が公開されている。この会合は、次世代の放送技術とは言うものの、通信技術を含み相当広範囲に次世代の技術について議論されている。それも、今回は次世代の技術実現する具体的な時期まで書かれており、技術の専門家の集まりにしては大胆だと感心して読んでいた。
とくに、最後の数ページは楽しませてくれた。おそらく内容が堅苦しく、もう少し「夢のある議論でもしましょう」ということになったのだろう。たとえば、


時間圧縮放送
「10分間見ただけで、脳のなかに2時間分に膨張し、記憶としては2時間分の視聴経験が焼きつき、受信しただけで知識やノウハウが実行可能になる・・・・」。


心を映すテレビ
「見る人の心の状態を反映させたコンテンツが流れる・・・」


眼を閉じていても見られるテレビ・・・・


人体通信
「人間全体が受信機、ディスプレイを目に埋め込み、音響も耳に埋め込み・・・・」


食事を自動的に作ってくれるTV受信機


地震が起こっても転倒しないテレビ・・・


こんな「夢」が実現すると、脳も含めてからだ全体がテレビになって、食事を作ってくれる家内も、癒してくれるジジも、テレビになってしまいそうだ。

次世代放送技術に関する研究会(第4回)