快適な仕事術

以前にも紹介した仕事術、GTD(Getting Things Done)の伝える重要なメッセージは、つねに頭のなかをカラにしておけ、ということだと理解している。というもの、記憶というのはいい加減なモノだし、いろいろ気になることを頭に残している状態では、頭が働かないからだ。そういう意味では、今回の旅では完全に頭のなかを出し切った。

特に、長時間のドライブやセドナのトレイルを歩き回るなかでいろいろと頭に浮かぶことをすべてはき出した。また、景色や思いついたことを記憶ではなく、ネットで記録してみた。そして、ラップトップひとつあれば、どこでも仕事ができそうだし、生きていけそうだ。情報の入手にも一切困らず、予約も簡単。家や友人との連絡さえ日本にいるのと全く変わらない環境だ。・・・頼りすぎるのも危ないことがわかったが。

欲を言えばあと2つくらいはやりたいことがあった。さすがに手が回らずだ。ただ、頭がカラになったようなので、帰ったら早速開始かな。加えて、総務省が2010年にむけたいへん興味深い案を示している。これがこの国にどんな影響を与えるのか思いを馳せてみることも楽しみだ。