ハワイでPandoraを楽しむ

Pandoraというインターネットサービスの名前は多い。そのため、他人にこのPandoraを話しても、それぞれが抱くイメージが違う。自分がもっとも愛用するのが、インターネットラジオのPandora。

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Pandoraは自分の好きなアーテイストや曲を入力すると、そのステーションが作られ、その好みにあわせた類似の曲がインターネットラジオとして流れ続ける。自分の好きな曲はiLike、嫌いであればDislikeのボタンも押すことができる。嫌いであればそれがスキップできる。そうして、自分の趣味思考にあったお音楽がPCから流れ続けるようになる。

このPandoraは著作権の関係からか、日本ではアクセスしても利用できない。そのため、今回のハワイでPandoraを利用することを楽しみにしていた。Macbook Airはステレオではないが音は悪くない。ホテルの部屋でこのPandoraを流し放しにしていた。

日本でのインターネットラジオの人気はどうなのだろう。みんなパソコンでインターネットをする時には音楽を聞いているのだろうか。それはiTunesなどのリッピングしたものを聞いているのだろうか。進んでいる人はNapsterで聞いているのかもしれない。自分はNapsterに1年以上も月額を支払っているが、そろそろやめよう。考えてみれば、自宅ではSONOSでRhapsodyを利用するか、自分でリッピングした音楽しか聞かない。Napsterは海外出張の時の暇つぶしに便利だったが、こうしてPandoraを利用すれば、それも必要ない。Napsterのようなビジネスを応援したいと思ってきたが必要ないのにお金を払い続けるのにはさすがに抵抗がある。

日本ではGyaoやYahoo動画が話題になり、さらにはYouTubeニコニコ動画のようにパソコンの前で時間が拘束される暇つぶし型のサービスがストリーミングの分野では先行しているように見える。しかし、古くて新しいインターネットラジオ。この利点は、ほかのことをしながらでも利用できる、「ながらメデイア」という点にある。そこで、Pandoraのように、選ぶ手間も省けるサービスは、個人的に受けることができる価値はかなりの高さだ。

このPandoraのビジネスモデルは、ユーザーの好みの曲を流し、ユーザーが気に入れば、それをPandoraのサイト経由でダウンロード購入できる。そのほかにも、画面にはフラッシュで動く広告が流れ続ける。そういう点では、レガシーのラジオよりもかなり進んでいる。間違い無く、これまたひとつの新しいメデイアになると思う。iPod/TouchでもPandoraは利用できる。もちろん、iPhone3Gでも。米国にいれば。

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