今回の旅行を振り返る

ひとことで言えば、「開放された」。基本的に計画の無い旅。時間にしばられない。朝飯も昼飯もお腹が空いたら食べる。何を食べても良い。B級グルメの天国。どこに行っても良い。東に行っても西に行っても美しい景色が待っている。そんな旅なのでお金の制約も感じない。ワイキキにある高級ブランドショップにはまったく興味がわかない。むしろ、気になるのは旨いハンバーガーだったり、ローカルフードだったり。ワインも600円程度のMondaviが十分に旨い。Skypeが大活躍して、日本にいる息子や娘とは毎日テレビ電話ができる。犬のジジの顔もいつでも見られる。そうして、家のことも全く気にならない。

気候も良い。日本の都会はおかしい。暑すぎる。おそらく自然の暑さではなく、クーラーやアスファルトが生じる人工的な暑さなのではないか。ハワイは直射日光は強い。温度も暑い。しかし、いつでも爽やかな風が吹いている。この風に吹かれていれば暑さが気にならない。湿気も少ないので日陰にいれば暑さを感じない。東京ではもはや切ることができないクーラーも、ここハワイでは夜は必要ない。

あえて反省すれば、複数のガイドブックを買い込みすぎたか。情報の整理ができなかった。旅行の後半になり、さまざまな情報がつながりはじめ、土地勘や場所勘ができてきた。あと数日あれば、かなり場所に対するコントロールが可能になった。

また、ワイキキのホテルに滞在する必要は無かった。ほぼ一日、車でオアフ島を走り回った。ワイキキは朝の散歩と娘のお土産を買う程度。Roysやサムチョイには興味があったが、いわゆる高級レストランには行きたいとも思わなかった。友人夫妻のように、海が美しいラニカイやカイルアビーチのコンドミニアムやB&Bを探しゆっくりと滞在する方が遥かに気持ちが良さそうだ。

忘れ物という点では、デジカメのUSBケーブルを忘れた。そのため、写真のたいはんがアップできない。帰国したら忘れずに作業をすることが必要。すでに記憶がなくなりかけている。数日もすれば景色と場所がつながらなくなる。