帰りのユナイテッド

CAはみんな一生懸命に働いている。しかし、このエコノミーには楽しさというものがまったくない。最低限、映画でも観られるかと期待していた。しかし、各席にディスプレイが無く、近くに大きなスクリーンが無い席。画面が見えやしない。音声は韓国語のようだ。字幕は日本語かどうかもわからない。プログラムだって、することが無ければ視てもよいかという程度。飲み物や食事だってパッとしない。トイレには歯ブラシすら置いていない。要するに、サービスというものが何も無い。

他社と比較して料金は安いのだろう。機内食に5ドル、5インチ広い座席に1,2万円を余計にチャージする、ラウンジは500ドルで利用できるようにする、余計なサービスは一切付けない。e-Ticketの導入。つまり、飛行機での旅は贅沢という概念を一切取り払ったということなのだろう。

帰りの便で快適だったこと。やはり、Boseノイズキャンセリングフォンかな。飛行機の音楽放送を聴いて、この効果は絶大ということに気が付く。ボリュームが最低にしてあっても、音が大きすぎるくらいに感じる。飛行機の備え付けのヘッドフォンを使うと、同じヴォリュームでは音がほとんど聞こえない。相当、ボリュームを大きくしても、飛行機のゴォーという音が聴こえ続ける。ふと、周りを見回すと、このBoseも含み、マイヘッドフォンが結構いるようでだ。旅行のお供として、新しい市場が出来つつあるような予感。