乗り遅れたと思いきや

飛行機に乗り遅れるなど、慎重な自分にしては珍しいできごと、と思い込んでいた。ふと思い出すと、昨年の旅行も、ホテルから空港までわずか20分の距離のはずが、道に迷い、2時間前にホテルをでたにもかかわらず乗り遅れたっけ。

今回は、ボストンが目的地。そのため、ワシントンDCで入国手続き、通関を済ませ、ボストン行きにトランスファーの予定。約1時間30分の乗り換え時間をみていた。しかし、なぜだが時間のかかる手続き。おそろしく長い列に並ばされ、それも列の最後のほう。これは間に合わない可能性もあると観念。ポータブルデバイスで音楽を聴いていると違う世界に入り、時間が気にならなくなる。

やっと自分の入国審査。機内で渡された入国審査表は日本語版だった。それに必要事項を記載して審査官に提出した。すると、「日本語ではだめだ」と言う。「えっ??」。機内でこれを渡されたのに・・と捨て台詞を言うのがやっと。ものすごく雑に書いていたので、いやがらせをされたかな。他の日本人だって日本語で書いていたのもいるのでは。結局、英語で書き直し、再度列にならぶ。列の最後のほうだったので、あまりダメージ感は無し。これが、列の前だったらショックだったろう。

ずいぶん出遅れて、バケッジクレームに向かったが、さきほどの列で回りにいた人たちは、ここでもまた引っかかっている。次は免税申請書を提出するためだけで2列ができて並んでいる。結局のところ、みんな塊で時間がかかっているということ。

そこを抜け出すと、すでにボストン行き便の出発時刻は過ぎている。ここで、また目の前にレッドカーペットクラブ。これに加入しておいて結構良かったかも。そのなかで、フライトの変更をしてもらおうとカウンターへ。すると、まだ、予定の便は出発していないと言う。電話しておくから、いますぐ、搭乗口に向かえと。それから、慌てて搭乗口へ。かなり離れた距離を早足で向かう。どうも、遅れたのは私だけでは無いようだった。私が乗り込んだ後にも、あと数人、乗り込んできた。結局、予定よりも15分程度遅く出発。
無事出発出来て良かったものの、本当はレッドカーペットクラブで時間をつぶしても良いかなと考えていたので、予定どおりであったことには感慨は無し。余裕のある日程でよかった。

ボストンに到着。タクシーでホテルにむかおうと乗り場口へ。すると、かなりの列ができている。並び始めたところで、客引きのお兄ちゃんがどこへ行くのかと、周りの人たちに声をかけている。ケンブリッジというとシャトルに乗らないかと言う。いくらだと聞くと22ドル。ま、良いかなと思いついてゆく。結局、5−6人、そのシャトルに乗っただろうか。おそらく、白タクだろう。メーターも領収書も無い。少しドキドキはしたものの、あっという間にホテルに到着。この22ドルがぼられたかどうかは不明。日本でも2千円くらいの感覚かな。