エコノミープラス

ユナイテッドの機内。エコノミープラスの広さの第1印象。期待したほどは広くはない、か?

そう思いながら、ワシントンDCまで、12時間を過ごす準備。今回はBOSEノイズキャンセリングの効果測定が目玉。早速、セットし座席横のプラグに差し込む。たしかに、飛行機の「ゴーッ」という音が一切聴こえなくなる。そして、ヘッドホンから聴こえる音もすべて、クリアだ。ただ、全く周りの音が聴こえなくなり、静寂になるのかというとそうでもない。飛行機は「ゴーッ」という周波数以外にも、多くのノイズがある。たとえば、ゴトゴトなんて音もしている。「ゴーッ」よりも高い帯域で「シュー」というようなノイズもある。こちらのノイズまでは消えない。

しかし、これは長く使うと、その効果が良くわかる。機内映画2本、音楽番組2時間、ポータブルデバイスの音楽2時間程度は聴いただろうか。全く疲れない。そして、機内でウトウトするが深く眠るほどではない。そのため、ほぼ丸々12時間起きていた。その割には快適。また、機内で同じようにBOSEのヘッドホンをしている人たちを周辺で少なくとも4人は見かけた。インナーホンから、回帰しはじめているかもしれないと思う次第。
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さらに、この「エコノミープラス」のわずかな広さは、なかなか良いようだ。狭すぎず、広すぎず。これまた、さほど疲れずに12時間を過ごすことができた。

こうして、意外に悪くなさそうなユナイテッドだが、CAや機内食は論外。あの強そうなおばちゃん達、ポリシーが全く感じられない機内食パック。こういったサービスやキメの細かさは、やはりANAJALがかなりレベルは上。おそらく、比較するものでは無いような感じすらする。ユナイテッドはああいうキメ細かさを求めるようなことは永遠に無いのだろう。顧客も、機内サービスとは、こんなものだと思っている人たちばかりなのであるから、変わりようがないのかな。