ジジの体内時計

Mejiro2006-10-24

犬は人の仲間として生活している。その生活を続けるための本能として、自分の役割を見つけたがる。つまり、自分の「お仕事」をすることが喜びらしい。

ジジにどんな「お仕事」を与えようか考えてきた。一番、助かるのは新聞でもとりにいかせることだ。ただ、ポストに満足に背も届かないのでは仕込んでも無理だ。家族が外出するときの玄関での見送りはしぶしぶ行う。しかし、家族が帰宅すると、ちぎれんばかりに尻尾を振りながら、走ってくる。これくらい喜ばれると家に帰るのが楽しみになる。これは間違いなく立派な仕事だ。

もうひとつの明らかな「お仕事」は、朝に家族を起こすことだ。寝ている家族の顔を嘗め回す。あまりの熱心さに、もう勘弁してくれというところまで嘗め回す。もちろん、愛情表現なので、怒ったり、邪険にするわけにもいかない。布団にもぐりこんで、一時退避はするが、結局、目が覚めることになる。

私は朝4時30分に起きることを習慣にしている。ジジにも動物の本能があるらしい。ある日から、朝4時30分になると、ジジは、目覚ましが鳴る前に私の布団に来て、私を嘗め回すことが始まった。ジジの体内時計が、その時間を感じるらしい。私が起きると、また寝てしまうので、自分の「お仕事」として、主人のために行なっているらしいことは明らかだ。

ただ、最近、その体内時計が怪しくなってきた。この土曜日には3時30分に起こされた。今朝は、2時30分だ。そして、4時30分には起こしにこなかった。1時間づつ、時計がずれてきている。(いつも、30分なのがおもしろい。何か理由はありそうだが)

季節の変わり目には時差があるらしい。