アイデアのつくり方
発想法の古典。前100ページのうち、半分が竹内均氏の解説という短い本。アマゾンなどの書評をみると、絶賛の評が多い。さまざまな本のなかでも引用されている。
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
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その方法論については、「ひらめき脳」で伝えるひらめきに至る方法と本質は同じ。2つの原理を定義している。「アイデアは一つの新しい組み合わせであるという原理と、新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められるという原理」。それにもとづくアイデアをつくる方法。
第1の段階は資料を収集する
- 資料には2種類ある。特殊資料と一般資料。
- つまり、あるテーマに特化した資料と、日常から幅広くいろいろな分野の資料を収集しておく。
- この関連性のなかからアイデアがでる
- 集めた特殊な知識はカードに記入。自由に組み合わせができる。
第2段階として資料を咀嚼する
- 部分的なアイデアは書き留めておく。
- 不完全でも気にしない。
第3段階は問題を意識の外に移す
第4段階では「到来を最も期待していない時ーひげを剃っている時とか風呂に入っている時、・・・」にアイデアが現れる
- 「ひらめき脳」のメッセージと同じ
最後の段階として、アイデアを具体化し展開させる