どこでも無線LANとはいかず
USCで数時間を過ごす。当時は校舎や景色を見る余裕も無かったことに初めて気がついた。とても美しいキャンパスだ。煉瓦の多い中世風の建物が並ぶ。緑も多く、その手入れも行き届いている。偶然、本日は新入生のオリエンテーションらしい。そのため、スクールカラーのエンジのポロシャツを着た生徒がたくさんいる。すべてが調和している。
米国でもうひとつ食べたかったものが、カールスジュニアのハンバーガー。西海岸ではよく見かける店だ。キャンパスのなかにもあった。そして、16年前と変わらず、いまもある。米国に来た当時、ハンバーガーなぞ米国の軽薄文化の代表とばかり、絶対に食うまいと考えていた。しかし、カフェテリアの食事は決して旨いものではなく、結局、このカールスジュニアのハンバーガーを食べることになってしまった。が、間違いなくマクドナルドと違いカールスジュニアは旨い。今回も食べて確かめたが、肉が厚く、炭火の香ばしさがある。なかにはカリカリのオニオンリングも挟まれており、食感も良い。これも日本に入っていない。さすがにハンバーガー市場は成熟してしまったように思われ、いまからではビジネスとしての成功は難しそうだが、とても惜しい。
さて、USC構内での無線LAN。接続するとすぐにITセンターからユーザーネームとパスワードを入力するように尋ねられた。
卒業生とはいえ、何も証明できるものも無く、接続は断念。
スターバックスならと思い、大学のすぐそばにあり、よく昼飯を食べたビレッジセンターへ。ここはTーMobileのアカウント(日本のNTTコムとはローミング契約))を無いと利用できないようだ。クレジットカードの番号を入力し9ドルのプリペイドを購入するのもどうかと思い、結局断念。