トドロキタイガー、その後

 トドロキタイガーについて書いた。これを書く前に、検索エンジンを調べておいた。「トドロキタイガー」はどの検索エンジンでもヒットしなかった。エントリー後の検索結果は添付のとおり。見えにくいかもしれないが、Googleでは相変わらずヒットしない。Yahooは「トドロキタイガー」とは異なるページをヒット(昨日はヒットしていた。本日は違うページにリンク)。gooは変えたはずのブログタイトルが昔のまま。Livedoorはダブルでヒット。
(上記の検索エンジンをクリックすると検索結果に。いま発見したのだが、gooは、このエントリーが、すぐに加わった。さすがNTTグループ


 SEO(Search Engine Optimization:サーチエンジン最適化)の具体的手法は全く知らない。ザ・サーチを読む限りでは、Webのなかのテクストだけではなく、人気サイトからのリンクや相互リンク数など、数理系の天才たちが考えたさまざまなアルゴリズムがあるという。しかし、本当にすべてを探し出せているかというと怪しくなってきた。世界中のネットのなかで、「トドロキタイガー」という固有名詞が、少なくとも、ひとつのサイトにはある。にもかかわらず、その結果が発見されない、若しくは検索エンジンごとに異なる。


 そう考えると、ひとつの圧倒的な力だけに依存することには、注意を払っておいた方が良い。通信業界も同じだ。人間だって千差万別だ。ひとつの文章を読んでも、解釈が異なる。ある事象に対する感じ方も違う。多様性を前提にすべてを考えておいた方が良い。さらに、大事なことは、検索でも、リコメンデーションでも、それはツールにすぎないということだ。そこで得られた情報の真偽や本質を判断できる自分の基準というものを明確に養っておくということだろう。