早起きのススメ

早起きの習慣をはじめて、間違いなく5年は超え、10年に近くなっている。

最近は年齢のせいか、長い時間、眠ることができない。

若いころは、12時間以上寝ていることもあったので、人生に割り当てられた睡眠量を使ってしまったのかもしれない。

平日は前の晩に飲みすぎるなど特別なことがなければ、4時30分に起きる。

ときたま、30分から1時間ズレることもあるが誤差の範囲。

それから、MacBook Airを風呂に持ち込み、音楽を聴きながらネットをチェックする。

1時間は風呂桶に浸かり汗だくになったところで、さすがに出たくなってくる。

ヨーグルトを食べ、コーヒを飲みながら、朝のニュースや新聞を眺める。

これも1時間もすると飽きてくる。

そうなると、何もすることが無いので会社でも行くかということになる。

これが6時30分とか、遅くとも7時30分。

渋谷の会社には7時から8時の間には到着し、誰もいないオフィスで1時間以上は過ごす。

勤め始めた若い頃、会社にいかなければならないのに、朝、なかなか起きられないことがたびたびあった。

布団のなかで、「今日、休んじゃおーかなー」と逡巡することも少なくなかった。

ところが、早起きの習慣を始めると、朝、家ですることがなくなり退屈になってくる。

そうなると、早く会社に行きたくなってくる。

おまけに朝の電車は空いている。街の空気も澄んでいる。渋谷の雑踏にも人が少ない。

とても、トクな気分で仕事を始めることができる。

土曜日だって同じ。

阿見GCでは4時30分から早朝ゴルフができる。

この時間なら目白から1時間以内で到着する。

3時に起きて、すぐに出発すれば4時前後には到着できる。

4時30分の日の出とともにスタートする。

前後に誰もいないので、ハーフは1時間20分。

1ラウンドが7時とか、8時に終わる。

それから帰宅して、土曜日の9時30分。

これから、この土曜日に別のことができる。

つまり、1日を2倍以上に使えるということ。


ただし、この早起きを実行するために、1つだけ条件がある。

それは、間違いなく早く就寝すること。

自分は20時とか、21時には眠くなり、自然に布団に吸い寄せられる。

ときたま、深夜に目が覚め、悶々とすることもあるが、そのときには、迷わず、一度起きてしまう。

深夜テレビを眺めていると、これまた頭が働かなくなってくる。

やがて、起きているという記憶が薄れてゆく。


「夜、遅くまで起きていたい・・・」。早起きの話をすると、こんな意見が聞こえる。

「夜は、8時間の睡眠を確保するために、23時に寝ることに決めている」。これも同じ。


こういう意見には、「なぜ?」と聞き返したくなる。

早起きは時計の針を数時間ずらすだけで、海外出張の時差と同じ。

それだけのことで、毎日、おトクな気分になれる。

オススメします。