年齢×8割

最近の長寿の影響からか、健康志向のためか、世の中が幼稚になったためか、全般的に人は若返っている。現在の年齢に8割をかけると、いわゆる精神年齢や実態としての年齢になるとやら。たとえば、10歳であれば8歳程度(ここは大きな差が無い)、40歳であれば32歳、50歳であれば40歳、80歳であれば、64歳。自分はほぼ50ではあるが、精神年齢は30代のような気分、まあ、どうにか40代を認めるかというところ。義理の父は80歳を超える。80と言うと、随分と高齢者という印象だが、彼はひと昔前の60代と気持ち的には何ら変わらない。実際に、現在自分が気持ち的に何歳だと思うかと問うと、本人の気持ちは40代だとか。

つまり、精神年齢の成長はある時点で止まるのではないかと思う。自分も30代から年をとっていないような気がする。もちろん、体型がゆがみ、体力は衰えており、肉体的な年齢は重ねた影響はある。しかし、どうにも精神的にはいまだ同じ。経験を積んだ分だけ、自信と賢さが身にはついているが、気持ちは衰えない。