つながり
かっての上司が恵比寿のオフィスに訪ねてきた。ひとしきり近況を話し、昼飯をともにする。
副社長も経験しているので業界では有名人。恵比寿を連れ立って歩いていると、昔の取引先に偶然出くわし平身低頭されたりしている。いまの会社でも、時期と場所は違うが、同じ人に仕えたという同僚もいる。昼飯の話題で、独立のために修行をしている、かっての同僚は大丈夫だろうかという話しになる。すると、数日後、遠く離れたところにいる、このかっての同僚から、「心配いただき・・」という近況報告のメールが届く。
翌日には、かっての会社で社長、会長を勤めた上司がオフィスにみえる。ひとしきり、業界や会社について相談をする。いろいろとたいへんだねと声をかけてもらい、これだけで気持ちが楽になる。
ちょうど同じ時間帯に、役所や通信会社を経て独立している知人が訪ねてくる。その人と人のつながりの話しを聞いていると、業界を動かしているドライバーに気がつく。このつながりを持つ仲間たちも、大きな組織にいたり、独立したりもしているが、かなりがんばっている。
