スティーブ・バルマーのプレゼン

2009 CESの開幕のキーノートスピーチをマイクロソフトのCEOのスティーブ・バルマーが行う。昨年のビル・ゲイツは、引退前の最後の数日というフィルムをプレゼンに織り交ぜていた。今回のスティーブ・バルマーのプレゼンの目玉は、Windows7の発表のようだ。ネットには、「CESでWindows7を発表」のように取り上げられている。また、それにあわせ、Windows MobileWindows Liveの3つについてもプレゼンしていた。これらのアプリケーションがシームレスにつながる!と強調している。Social Entertainmentや、Social xxのように表現しているが、いわゆるSNS的なコミュニティを形成し、ユーザー自身の写真などのコンテンツをやりとりするサービスにも力を入れている。

これらのサービスがWindowsとして提供されることに意味があるのかもしれない。しかし、ユーザーとして、こちら側の体験は、すでに、FacebookgmailをはじめとするGoogleサービスで利用をはじめてしまっている。これらのサービスを取り込むか、これらのサービスを圧倒的に上回るかのメリットがないと乗り換えることはしない。Hotmailなどもかなり良くなっているようであるが、gmailをメインのWebメールにするとあらゆる情報がアーカイブされており、そう簡単には元に戻せない。

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2009 International CES