キャロル・キングのコンサートに行く

金曜日。仕事を早めに切り上げ、丸の内で待ち合わせ。腹ごしらえは丸ビルのKuaaina。青山本店で1000円の値段をみたときには驚いたが、ふと気がつくと、あちらこちらにKuaainaを見かけるようになっている。思わず気分がハワイモードに切り替わる。来年の夏も行こうかということになる。

Kuaaina

丸の内のイルミネーションのなかを少し歩き、東京フォーラムへ。キャロル・キングのコンサート。力強いピアノと豊かな声が、会場全体に心地よく響く。伴奏はギター、ベースとシンプル。すでに66才という。その長い経験から、エンターティメントとは何かを知っている。会場全体を楽しませる術と知っている。さまざまな年齢層のファンがいるが、50を過ぎた年配層が多い。隣はおじさん。会社では管理職なのだろうか。コンサートに興奮している。気持ちはよくわかるが、独り言は辞めて欲しい。さらに、どうも音痴らしい。手拍子がずれている。このずれた拍子が音への集中を妨げる。逆側の隣は、西日本系のアクセントで話すカップル。このコンサートのために、新幹線で来たのだろうか。うれしいのもわかるが、演奏中に話さないで欲しい。歌いたい気持ちもわかるが、そこは抑えて。

家内は思わず帰り際にCDを買ってしまう。