グローバルボードミーティングで仕出し弁当

グローバルのボードミーティングでグローバル戦略を説明する。昼にかけての会議なので、仕出し弁当を食べながら。テーマと手元にある典型的な仕出し弁当との違和感が面白い。

午後は3.9Gの公開ヒアリングを傍聴。4社が全く違う要望を語る。しかし、共通するのは、

「データ通信が増えるので、都心部を中心にさらに周波数が欲しい」
CDMAからOFDMへの移行は必然」
「動画、ストリーミングが携帯でも・・」。

あとは、2GHz帯が必要だったり、1.5GHz帯だったり、1.7GHz帯だったり、700/900MHz帯が欲しかったり。それも、5MHz幅だったり、10MHz幅だったり、いやいや20MHz幅が望ましいだったり。ダウンロードで100Mbpsが出るという一方で、実際にはあり得ないと言ったり・・・。これくらいオーガナイズされていない状況も珍しい。結局は、何も決めてが無いということ。手を挙げておかないと周波数が割り当てられないので、とにかくエントリーし、デモンストレーションするということか。

こうしてみると、無線技術は何でも良いようだ。HSPA+でも、WiMAXでも、LTEでもユーザーからすれば、きっと違いはわからない。