毎日中華

オフィスのメンバーと昼飯に行く。散歩も兼ねて少し遠出しようと言う。10分程度歩いて着いた店は餃子が名物とのこと。オーダーを任せると、餃子だけではなく、野菜、魚、スープと山ほど運ばれてくる。どれもが旨いが食べきれない。支払いは5人で5千円程度と聞いて、耳を疑う。観光客というよりは、現地のOLが多い店なので、ローカルプライス。


夜はワーキングディナーで中華。これまた、同じようなメニューが山ほど並ぶ。食べながら、打ち合わせ。現地のCEOに携帯電話が入る。そこで、ディールの条件の交渉が始まる。日本や米国では考えられないスタイル。人間関係でビジネスをするので、正式な交渉のプロセスはこちらの人間しかわかり得ない。

20年近く前のビジネススクール時代。すでに中国の潜在性については誰もが注目していた。ケーススタディで課題図書となったのが、Beijin Jeep。Jeepが、かなり早い時期に中国に進出して、ビジネス立ち上げに苦労し、最後は撤退したという話。中国でのビジネスはその時代と変わっていない。建物は近代化していても、スタイルは同じようだ。この市場に足がかりがあるだけでも、かなりの価値がある。

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