ノースウェスト
米国オフィスを訪問。約1週間の滞在の予定。最小限のコストがミッション。フライトはマイレージがあるJALやANA、またはレッドカーペットクラブが利用できるUAのいずれかのエアラインを強く希望していたが、値段で叶わず。圧倒的に安いノースウェストになる。それも、出発直前まで、エコノミーの真ん中席だと言う。せめて、それだけでも変えて欲しいと代理店に頼み続け、直前で通路側の席が予約できた。
ノースワーストとも言われるらしい。成田のチェックインが自動化。女性がサポートしてくれるが、愛想が良いとは言えない。ただ、全く快適さを期待していないので、こんなもんだろうと何を感じるわけでもない。機内のエコノミー席。プレミアムエコノミー席も無い。これまた覚悟ができているし、真ん中席よりは遥かに良いとも思える。
エンターティメントとして、VODがある。以前UAに乗ったときには、各席にディスプレイが無く、面白くも何とも無かったが、こちらは、各席にディスプレイがあり、古いものもあるが、かなり多くのプログラムが選べる。「インディアナジョーンズ」、半分気を失いながら「スピードレーサー」を観る。アルコールは有料で5ドル。ワイン2本。この効果があったらしい。眠れたとは言えないが、それほど、つらい状況では無い。
唯一、最悪なのが、周りのお客さん。ノースは大韓航空とのアライアンスのせいか、自分の周りのエコノミー席はほぼ全員が韓国人。自分の隣は、日本にもいそうな韓国人のおじさん。後ろの席は同じ年齢の夫婦。知り合い同士のせいか、後ろの席では大きな声でずっと話をしており、ときたま、隣のおじさんに話しかける。かなり、うるさい。
幸い、Boseのヘッドホーンを持ってきており、周りの音は完全に遮断。映画や音楽に集中。8時間以上のフライトだが、ヘッドホーンをひとときも外さず。この小さなツールが快適な空間を作ってくれた。
食事も積極的に食べたいとは思わないが、チキンをカレーで煮込む料理など、食べられないようなものではない。ノースワーストと言われるほどのこともなく、大きく期待していなかった分、合理的で良いかと思える。そうして、無事、サンフランシスコ空港に到着。