中村天風とゴルフ

以前から気になっていた中村天風松下幸之助をはじめ、多くの経済人、政治家が師事。

運命を拓く (講談社文庫)

運命を拓く (講談社文庫)

一貫して伝えるメッセージの本質は、決して消極的にならないこと。つねに前向き、積極的であること。否定的な言葉は使わない。そんな考えさえも持たない。自らの心の在りようこそが成功や幸せにつながる。心配や不安を恐れていると本当に実現してしまう。

その理由については、さまざまな角度から語られている。崇高な人生について悟る本。伝えるメッセージに全く違和感はない。

日々の行動や思考に活かそうと思う。そう考えながら、ふとゴルフのことを考えた。

ミスショットしそうだなぁ・・・、どうせ、どこかで大たたきするだろう・・・、この短いパットを外したらどうしよう・・・・。
そう考えて、そのとおりになってしまうことは随分と多くある。そう思ってしまうこと事態に問題がある。

あるべき姿は、良いショットを打てる、いや、良いショットを打ったと考える。パットが入るかな?ではなく、入った姿を思い浮かべる。そういう思考そのものが、本当に実現させる。

おそらく、失敗したときのショックを少なくするために、自分に対する事前に言い訳を用意しておくのだろう。そうすれば、「やっぱり、思ったとおりだ」と、何となく納得できてしまう。これが、「絶対に入れるぞ」と気合を入れて、思いどおりにならないとなると、かなりこたえる。

ここの自分に言い訳を用意しておくと楽になるという思考パターンから脱することだ。ゴルフなどは、その練習にもってこいのトレーニングだ。早速、この週末に試してみよう。

良いショット、良いアプローチ、良いパット、良いスコアしか考えない。嫌な予感は断ち切ってみる。