エルレガーデン 「Eleven fire crackers」は、やはり傑作だった

数ヶ月前に娘が買ってきた「Rokin'on Japan」。

エルレガーデンの長ーいインタビュー記事が掲載されていた。そこでは、このところ、飽きることなく通勤途中で聴き続けているエルレガーデンのアルバム、「Eleven fire crackers」の作曲の過程や、自ら作品の感想について語っていた。


彼の語る作曲の過程に関しては、まさに「発想法」のプロセスと同じ。

  • ひたすら多くの良い曲を聴き続け、潜在意識にインプット
  • そのインプットを忘れ、潜在意識のなかで発酵するのを待ち続ける
  • 普段の生活のなかで、突然に、メロディが鮮明に湧き出てくる
  • それを書き上げる

 そのあとは、ひたすら人に伝えるためのアレンジなどの構成。これは、アイデアをだして、企画書を書き上げるプロセスと同じ。ここでも、時間の期限のなかで最善のものを作り上げていったそうだ。そして、できあがった作品を、自ら初めて聞いたときには涙が止まらなかったと言う。

 この数ヶ月は、このアルバムを聴き続けており、ほかのアルバムを聴こうという気持ちが起きない。そのため、新しいCD購入が滞りがちだ。やはり、傑作だった。


 このRocin'on Japanには、DJ OZMAの2万字インタビューも掲載されている。これはこれで面白い。