ちりんちりんが盗まれた

クリスマスイブ。みんなが集まり、食べて飲む。いつものとおり、テレビを観ながら記憶を失ってしまう。

いつものとおりであれば、そのあとはほぼ同じことの繰り返しとなるはずだった。自分の布団で寝るように誰かにうるさく言われ、ほぼ記憶が無しに身体だけが反応して布団にもぐりこみ、朝を迎える。

しかし、昨晩は違った。私がふと目をさますと、家族3人が奇妙な一体感を持ってテレビを見つめている。テレビは、漫才グランプリ。優勝はダントツだった模様で、「チュートリアル」。その模様を見つめながら、「やっぱりね・・」、「すごかった・・」、「こんなの初めて観た・・」。とても漫才に対する賛辞とは思えないコメントを口々に発している。

そんなに面白いといわれると、どうしても観たくなる。

YouTubeには、その決勝で行なわれたネタと同じ、「ちりんちりんが盗まれた」がアップロードされている。

そのほかのネタも面白い。
チュートリアル