困ったクセ

昨晩も今晩も。ジジが、真夜中、クークーと声を出す。カサカサと、自分のゲージの目隠しの布を必死で爪で擦る音が続く。どうやら、夜中に目が覚めるようだ。そして、暗い部屋にひとり(一匹)でいることが寂しいのだろう。

こちらは根負けし、起き出した。ゲージから出してやると、飛ぶように家内のベッドへ。まるで、布団を土のように掘り、くぼみを作り、そこに寝てしまった。

少し落ち着いたところで、ベッドルームから居間に連れ戻した。

ひとりで眠れない。布団で無いと眠れない。こんな困ったクセをつけると、こちらは旅行にも行けなくなる。

が、このクセを直すために、こちらが寝不足になりそうだ。

いま、ジジが私の足に体の一部をつけながら、気持ちよさそうに寝ている。