ロングテールとインディーズ
随分、音楽を聴いていなかった。しかし、昨年、何かのテレビ番組で、Simple Planが来日したとやらで音を流していた。当時は、米国オンリーのi-Tuneが出始め、試聴だけしてみた。退行現象をおこしているのかもしれない。そのドラムのスピードと、ギターの歪んだ音が、本能を呼び覚ました。 CDを購入してみたが、パンクというジャンル。私の年代では、これがパンクとして語られているのかと知って、妙に違和感を感じた。
昔の記憶を呼び戻せば、パンクとはSexPistlsのことだった。God Save the Queenは、最近の若者バンドには練習曲として流行っているようだが、当時はシンセサイザーが出回り始め、リッチな音がもてはやされており、シンプルすぎるかなという印象しかなかった。
しかし、いまのパンクは、格段に速くなっている。そして、メロディラインが美しい。さらに、メジャーレーベルが取り扱わず、独立系のインディーズレーベルが限定した顧客層に販売し、それで充分商売が成り立っているようだ。それも、どうやら世界中で同時に動いているように見える。恵比寿にあるCDショップのインディーズコーナーでは、日本のアーティストも充実しているが、アメリカ、イギリスはもちろんのこと、ドイツやイタリアのバンドのCDまで並ぶ。
これまで購入したアーティストをレビューしていこうと思うが、今週購入したのは日本のBeat Crusaders。
- アーティスト: BEAT CRUSADERS,ヒダカトオル
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2005/04/13
- メディア: CD
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