沈まぬ太陽

土曜日には唐沢ゴルフコースで懐かしい集まりのコンペ。日曜日、1週間の疲れが抜けない。そのままRBodyへ。ほぐし系を中心に身体のエネルギーの巡りが良くなることを感じ、元気になってくる。多少の疲労感を感じながら、新宿へ。久しぶりに沖縄そば。質の高さと量に大満足。

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沖縄そば やんばる

映画までの時間があるので、丸井でジェラート

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GROM

そして、沈まぬ太陽を見に行く。

今回の映画館は新宿ピカデリー。六本木TOHOシネマズ、新宿バルト9とネット予約を探したのだが、上映時間があわない。この新宿ピカデリーも改装し、オンライン予約ができると言う。夫婦50歳以上割り引きは、ひとり1250円。ちなみに、六本木TOHOシネマズはひとり1000円。新宿バルト9は無し。新宿ピカデリーは確かに奇麗。ただし、先の2つのシネマコンプレックスと比較すると、なぜか、人があふれていて息苦しい感じがするつくり。新宿という場所柄が、客層もいまひとつの印象もあり。

映画は大作、傑作。角川映画でこうだったと思い出させる。3時間という上映時間。途中に10分間の休憩時間が入る。その長さは一切感じさせない。フジの新ドラマで、同じく山崎豊子作の「不毛地帯」が始まっている。こちらも楽しみにしているのだが、その主人公である瀬島龍三らしき人物が登場するのも面白い。中曽根、竹下などを思わせる政治家の配役がいまひとつか。重みにかける印象。

フィクションとはいえ、過去に見聞きした事件、事故によりストーリーが展開する。渡辺謙演じる主人公のような人物が働く会社というメッセージを流したいという意図もあるかもしれないが、この映画のなかでは国民航空と呼ばれる航空会社。かわいそうな運命を背負った会社のようで同情もするものの、積極的には利用したり応援したりしたいとは思わなくなる。マイレージも他社に切り替えようと考える。

また、上映終了後、後ろのカップルの会話が気になる。男性が、もっと「事故のことを詳しくやれば良いのに」という感想を女性に語っている。「えっ?」と思ったのだが、同伴の女性も同じように思ったらしく、この映画の全体のストーリーの意味合いを語っている。この男性は、この映画を事故の映画と理解してしまっている。

映画を見に行く相手というのも大事だと思う。3時間、つらかったろうに。