2日間の会議を終わる

恵比寿にグローバルの幹部が集まる。役回りで会議のファシリテーター(モデレーター?)を行う。気がつけば英語でのディスカッションに全く抵抗が無くなっている。米国、中国、イタリア、日本、さまざまな人種が英語で話し合う。そんな環境に慣れてしまった。

ふと外資に移った頃を思い出す。彼らが何を話しているのか理解に苦しんだ。やがて、隣に英国人が座るようになる、やがてたいしたことを話している訳ではない事がわかるようになる。コンサル会社の外人のマネージャとプロジェクトをリードする。最後は戦う同士という意識を持つようになる。グローバルの戦略会議に出席して、日本が主導するプロジェクトに参加する。やがて、自分がプロジェクトをリードするようになる。

そんな経験を繰り返してきた。そして、現在を迎える。そんな経験を繰り返してくると、小さな会社のグローバル会議の運営など、何の抵抗も無くなる。完全にグローバルの会議を掌握できている感覚を持てる。

もちろん、会議後のプライベートのディナーも同じ。恵比寿のお好み焼きの店、「いまり」を貸し切りで頼む。お好み焼きを英語で説明し、焼酎を飲む。国籍を問わず、全員が楽しんでいるのがわかる。

それに比較し、日本のオフィスの閉塞感が気になる。なぜ、新しい技術やディールにエキサイティングにならないのか理解できない。それなら、それで考えもある。