中華国際航空

フライトに乗り込む。想像どおり、古く狭い。エコノミーは左右に3列づつの座席。通路側の席に座れたのは良いが、狭いので、通路を歩く人がぶつかる。足まで踏まれる。隣は韓国系の女性と日本の男性のカップル。中国へ旅行だろうか。後ろは、妙に濃い顔の怪しげなビジネスマン。先生と呼ばれる弁護士風の、いかにもまじめ風な男性を含めて3人組。たとえるならば佐藤浩市。彼が演じた映画の役に重なる。4時間のフライトではあるが、飲み屋ののりで、かなり酔っぱらっている。声も大きい。おまけに、たばこまで吸い始め、CAに怒られている。こんなめちゃくちゃな日本人も最近は少なく、これはこれで珍しい。

こういうこともあるので、Boseのヘッドフォンを忘れることができない。これを付けるだけで、この喧噪とした環境を遮断できる。