本丸へ

一度、はまると極めたくなる。ターゲットを見つけると、ひとつひとつ潰してゆくことに喜びを感じる。受験で言えば、英語の単語帳の単語をすべて制覇する感覚に似ている。そのプロセスのなかでゴールに近づいている喜びとゴールに到達するときの達成感。そこでドーパミンが脳に放出されることを知っている。そんな経験のせいなのか、ひとつのことにはまると、そのことを続けるというクセがある。

ゴルフは間違いない。いまとなってはゴールが明確ではないが、毎週ゴルフの予定を入れることに喜びを感じる。インディーズのパンクもそうだ。タワーレコードで試聴しては買い続ける。ひと昔前であれば、恵比寿、高田馬場、目白界隈の夜の探索、銀座の昼飯巡り。最近は恵比寿の昼飯。さらに加わっているのが、四川の麻婆豆腐巡り。

本日は、その四川の麻婆豆腐の本丸、四川飯店でランチ。赤坂が本店ではあるが、池袋の東武、スパイスにあることを知っていた。休みとはいえ、特に並ばずに入ることができる。陳麻婆豆腐と担々麺を頼む。麻婆豆腐については、フォーシーズンズにあった養源斎の印象が鮮烈だった。その山椒のピリピリ感。舌が痺れる感じを楽しむものと思っていた。この四川飯店の麻婆豆腐も、辛いと言えば辛い。もちろん、辛いというのは塩のしょっぱさではなく、山椒や唐辛子のピリピリの辛さ。しかし、四川飯店はそれだけではない。旨味や味の深みが違う。むしろ食べすすむにつれ、辛さが気にならなくさえなる。担々麺も辛さというよりは胡麻の風味や味が強い。

もちろん値段もかなり良いが、量もたくさんあるので2人で食べればリーズナブル。

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四川料理 池袋 四川飯店