5日目オアフ島疲れ知らず

朝はゆっくり目覚める。ハワイの麺であるサイミンを朝飯に食べようとワイキキを歩き回る。残念ながら、サイミンのようなローカルフードは歩き回れるエリアでは見つけられない。ABCストアでスパムむすびを買って、ワイキキビーチで食べて空腹をおさえる。ホテルに戻りながら、フードショッピングセンターに入る。珍しいものを見つけ、次々と買い込む。たとえば、パンケーキミックス、マカデミアシロップ、ココナッツシロップ、スパムの缶詰。そのほか、朝飯にしようと、マグロをごま油などにつけたポキ、パイナップルなどカットフルーツ、数日前からワインと一緒にどうしても食べたくなったブルーチーズ。これだけ買い込むと空腹感も収まった。

http://www.pacificresorts.com/webkawaraban/special/060720/image/s_image1.jpg

ポキとは海産物を用いた「漬け」のようなものです。


昼には友人夫妻が予約してくれたオアフ島東部のカイルアにあるCinnamonn’s。アメリカ南部のイメージの装飾の店内。パンケーキ、ロコモコ、オムレッツとローカルフードを頼み、4人でシェアする。今回のテーマはB級グルメ制覇なので、いろいろ食べられることがうれしい。

HTTP://www.cinnamonsrestaurant.com/uploads/LogowBorder.jpg

そのあとには夫妻の宿泊するB&Bを拝見させてもらう。ラ二カイの海を望む高台にある邸宅の一部屋。ここで、これから数日ラ二カイの海からのぼる朝日を見ながら起きることができるとは夢のような生活だ。

ラ二カイの砂浜に行ってみる。間違いなくこれまでの人生のなかで見た海、砂浜で一番美しい。それは全米で美しいビーチで一番になるぐらいであるから、間違いなかろう。

http://travel.biglobe.ne.jp/hawaii/location/img/img_0508lanikai.jpg

ラニカイ・ビーチ


ワイキキには初日と同じ道を逆にオアフ島の東の海岸線に沿って戻る。うまい具合に、少しだけ小腹が空いてくる。本日が最後と思うと、思い残すことがいくつかある。タイ料理を食べていない。昨日チェックしてあったタイレストランである「Phuket Thai」に入る。タイ風の春巻きとピーナッツカレーを頼む。春巻きは揚げた小ぶりの春巻きをミントの葉とレタスに巻き、甘酸っぱいタレにつけて食べる。ピーナッツカレーは、あのタイカレーであるがピーナッツで味の深みを出している。とても満ち足りた気持ちになる。

http://ssl.honoluluadvertiser.com/pages/07bestofthebest/images_ads/ads_phuketthai.jpg



これだけでは止められない。ワイキキでいろいろと土産物を買う。ホテルに戻りガイドブックを見直ししていると、サイミンの専門店があることを見つける。朝に発見できなかったサイミン。どうしても食べにいきたくなる。場所はパールシテイの先のワイマル。夜なので車を飛ばせば30分はかからない。で、行ってしまう。店の名前はShiro。このサイミンは昔風のラーメンのようであり、沖縄のソーキそばのようであり。飲んだ後に食べると良さそうな麺。最近の日本のラーメンは独自に複雑な進化を遂げ、無限のバリエーションがあるので、このサイミンのような昔から同じ味なのだろうなと思わせる食べ物は希少価値。日本の本来の柔道がブラジルでその伝統を守り、結果、グレーシー柔術として守られてきたような感じか?

http://www.citynet.co.jp/citylife/hawaii/images/02d.jpg

シローズのサイミン